これまで墨出しは2人で行ってきましたが、墨出し器を使って1人で作業しなければならない時も増えてきました。
特に作業員が数多くいない時には、自分一人で作業しなければならない部分も増え、墨出しのタイミングだからといって、もう1人がいるとは限らないでしょう。
短い距離であれば、自分の足で片方を押さえ、もう片方の点まで糸を伸ばすこともできますが、ある程度の長さがあれば難しくなります。
その際、墨出しのために、おもりを準備すると楽です。
固定するおもりは重量ものを使う場合が多く、ネットでもさまざまな重さの商品が販売されています。
コンクリートブロックなどで強めに押さえてしまうと、墨出しで重要な墨糸が切れやすくなってしまうため、しっかりと固定しながらも墨糸にあまり変な力が加わらないおもりが必要です。
墨出し用の非常に優れたおもりも売られていますので、多少高くでもおすすめです。