土台敷きとは、住宅を建てる際、コンクリートのべた基礎の上に土台となる木材を並べていく作業です。
そのために、まず最初にコンクリートの基礎の上に土台を敷く印を付ける墨出しを行います。
墨出しにより、土台が座るラインをあらかじめ出しておくわけです。
そこに、基礎パッキンを並べて土台を敷き込むという流れになります。
墨出しを行うには、外周基礎仕上げ面からの寄りなどを考慮しつつ、すべての土台のラインを基礎天上に均等に振り分けなくてはなりません。
真っ直ぐ、かつ、直角に土台を敷くために、図面を確認しながら墨を打ち、対角同士の寸法も正確に測っていきます。
アンカーボルト用の穴あけ位置を土台に墨出しをしたら、土台にアンカー用の穴を開け、基礎の墨に合わせて土台を据えていきます。
アンカーボルトを締め、柱が建つすべての位置のレベル測定して、レベルの微調整作業を行えば土台敷きの完了です。