昔は、墨出し作業では、墨つぼを使うのが主流でした。
現代では、レーザー墨出し器のような精密測定工具を使用して、墨出し作業することが多いです。
レーザー墨出し器の利点は、レーザー光を照射することで、簡単に正確な線を出せることです。
水平器や水準器などの道具を使わずに、すばやく線を導き出すこともできます。
レーザー墨出し器は、建設現場や工事現場だけでなく、ご家庭でも使用可能です。
DIYが好きな方は、ご家庭にレーザー墨出し器を1台用意しておくと、重宝することでしょう。
墨出しでは、測量用チョークラインを用いることもあります。
測量用チョークラインは、粉チョークを使うため、簡単に線が消せるのが利点です。
そのほかに、セオドライト、トータルステーション、オートレベル、レーザーレベルなども使用します。
このように、墨出しではいろいろな道具や工具を使うため、取扱方法についても学んでおく必要があります。