大工として建築物を建てる時には、墨出しもできるようになっている必要があります。
まず図面を見ながら実際にどこに何が来るかを把握するために、正確に墨出しをしなければなりません。
線を引くだけでなく、間違いないようにズレもないようにしなければならないのです。
簡単にできそうで、一番神経を使う作業といっても良いでしょう。
墨出しでは基本2人で1組になり慎重に行っていきますが、場合によっては一人で作業しなければならない場面も多いです。
できないとは言えないため、どんな長さであっても工夫をして一人で作業しなければなりません。
墨出しは自分だけがわかれば良いのではなく、別の作業をする人もわかるようにするのがポイントです。
さらに、大切な線なため簡単に消えては困るため、素材に合わせてペンを使い分けしましょう。
大工の基本でもありますので、どんな条件でも墨出しできるようにしておくと安心です。